【全メンバー予想】U-23日本代表、OA含むパリ五輪本大会の登録枠18名は?招集発表前最後の活動が終了

メンバー発表は7月3日

GK/2名

DF(センターバック、サイドバック)/6名

・高井幸大(川崎フロンターレ)

・西尾隆矢(セレッソ大阪)

板倉滉:OA(ボルシアMG/ドイツ)

・関根大輝(柏レイソル)

・大畑歩夢(浦和レッズ)

・半田陸(ガンバ大阪)

この世代のタレントが中盤から前線にかけて集中していることを踏まえれば、OAの力を是が非でも借りたくなるのが守備陣だ。候補となるのはCB。現状、一番手としては板倉滉が有力か。A代表でも主軸を務める板倉は、周りとのコミュニケーション力にも長け、若い選手たちとの融合もすんなりとできるはず。チームを支えるという点でも欲しい存在だ。

また、残りのCBは11日のアメリカ戦に先発した西尾隆矢と高井幸大の二人を予想。U-23アジア杯では木村誠二が評価を高めたが、ケガが多いのがネガティブな点。パリ五輪の過密なスケジュールを踏まえ、タフさの面で西尾と高井が濃厚と考えた。

SBはU-23アジア杯で急激な成長を遂げた関根大輝が当確。左はアメリカ遠征で負傷離脱したバングーナガンデ佳史扶を木村と同様の理由で外し、U-23アジア杯で存在感を放った大畑歩夢を選んだ。もう一人は両SBをこなせる人材として内野貴史と悩んだ結果、アメリカ戦でキレのある動きを見せていた半田陸と予想した。

MF(ボランチ、インサイドハーフ)/5名

FW(センターフォワード、サイドアタッカー)/5名

細谷真大(柏レイソル)

藤尾翔太(FC町田ゼルビア)

・斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)

・三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)

・平河悠(FC町田ゼルビア)

まずCFから考えると世代屈指のストライカーである細谷真大は当確だろう。すでにA代表で得点も記録している細谷は、U-23アジア杯でも力強いパフォーマンスを披露。得点感覚やポストプレーを含め、チームにとって替えのきかない存在だ。続くのは藤尾翔太。前線からのハードワークやワイドでもプレーできるポリバレントな能力を踏まえても、メンバー入りすると考える。

ワイドは久々の招集となったアメリカ遠征で抜群の存在感を見せた斉藤光毅とFC町田ゼルビアやU-23アジア杯での活躍が光る平河悠。そして、ワイドだけでなく中央でもフレキシブルにプレーできることを証明した三戸舜介と予想した。メンバー発表前、最後の試合となったアメリカ戦でも起用され、及第点以上のパフォーマンスを見せた三人。個で打開できる力は、本大会でもチームの武器となるはずだ。

海外組&OAは招集難航か

海外組の招集、特にOA枠の招集に対する交渉が難航している状況を踏まえ、今回はOAを最大となる三人呼べない可能性も考慮する必要があると考えた。もし呼べる状況なのだとしたら最終ライン、中盤、最前線のどこかに入ってくる可能性が高いだろう。

チーム全体を見ると、やはりフレキシブルに活躍できる選手が多く選出されると予想した。パリ五輪は過密なスケジュールの中を18人で戦わないといけない。毎試合、同じメンバーで挑むことは無理があるため、一人ひとりが複数ポジションをこなすだけの技量を求められることになる。アメリカ戦の三戸や半田の起用を見ても、大会を想定した中で複数のポジションを試しており、柔軟にピッチの中で対応を変えられる選手がメンバー入りしてくるはずだ。

少し心配な点で言えば、左SBの層が薄いところか。両SB起用できる半田のメンバー入りを予想したが、もしOAをさらに選出できるとすれば、SBとCBを使い分けられるような左利きの選手が入るとより隙のない布陣になる。

メンバー発表まであとわずか。残りの期間、大きなケガやコンディション不良になる選手が出ないことを願っている。

https://www.goal.com/jp

Share Button