【U23日本代表】半田陸が米国遠征に意欲「ガンバでやり続けてきたことを出せれば」
日本サッカー協会(JFA)は30日、6月に米国遠征するU-23日本代表メンバーを発表。ガンバ大阪からはDF半田陸(22)が選出された。
現地時間6月7日と11日にカンザスシティーでU-23米国代表と国際親善試合を戦う遠征に向けて、半田は「オリンピック前最後の遠征なので、コンディションを整えて、カタールから帰ってきてガンバでやり続けてきたことを米国戦で出せれば。得点、アシストを求めて貪欲にやっていきたい」と意気込みを語った。
5月にパリオリンピック(五輪)の予選を兼ねたU-23アジア杯で優勝した後、G大阪に戻ってからは「アピールが必要な立場」として、Jの試合での成長を自身に課してきた。5月6日の大阪ダービーで半田が戻ってからのチームは5戦で4勝1分けと好調。半田はその5試合でフル出場しており、しっかりと貢献している。しかし、現状には全く満足する様子はない。カタールから戻ってからの状態について「少しずつ良くはなっていると思う」としながらも、半田は感じている課題についても口にした。「チームは勝てているが、個人的なところで見たら、何もやれていない。まだまだ攻撃も守備も良くしていかなきゃいけない。攻撃ではラストパスやクロスがまだまだダメ。守備ではもう少し下がらずに奪いきれたらと思う」。
パリ行きに向けて、全ての機会を成長チャンスと捉える右サイドバックは、まずは6月1日湘南ベルマーレ戦(レモンS)に集中。「湘南戦に勝って、良い調子で臨みたい」と話し、自身とチームに好影響を与える勝利をつかみ取ることを約束した。【永田淳】