G大阪、今季加入のMF山田康太、DF松田陸が負傷から復帰「試合に対して準備していく」 26日FC東京戦
G大阪は23日、大阪・吹田市内で公開練習を実施した。負傷離脱していたMF山田康太、DF松田陸はフルメニューを消化。26日のFC東京戦(味スタ)に向け、今季から加入した主力2人の戦列復帰が目前に迫ってきた。
柏から完全移籍した山田は、この日からチームに合流。でん部痛で5月3日の福岡戦を最後に欠場が続いているが「筋肉の奥の関節を損傷していた。出血もしていた」と説明した。豊富な運動量とパスセンスを武器に、離脱前はトップ下のレギュラーをつかんでいた24歳は「完全には(痛みは)抜けていないけどプレーできるレベルには戻ってきている。試合に対しても準備していこう、となっている」と実戦を見据えた。
C大阪から完全移籍で加入した松田は3月に左腓腹(ひふく)筋肉離れで戦列を離れたが、先週からようやく練習に参加。「腱(けん)も切れていたので、ドクターからもこれぐらい(時間が)かかると言われた。再発もあるから慎重にやってきた」と2か月半のリハビリを振り返った。移籍後初先発を果たした直後の負傷だったが「ケガはつきもの。強くなって帰ってきたらいいと切り替えてやってました」と前を向いた。
次節に向けては「(行けと言われたら行ける?)はい」と松田。現在チームは首位・町田と勝ち点差7の4位。上位争いに割って入っていくための陣容は整いつつある。