広島が3度目の年間優勝 G大阪と引き分け J1チャンピオンシップ 産経新聞 12月5日(土)21時39分配信

サッカーJ1の明治安田チャンピオンシップは5日、ホームアンドアウェー方式による決勝の第2戦がエディオンスタジアム広島で行われ、広島(年間勝ち点1 位でシード)が1-1でG大阪(同3位)に引き分け、2試合合計4-3として2連覇した2012、13年以来3度目の年間優勝を決めた。

敵地での第1戦を3-2で制して優位だった広島は、前半27分に先制点を許したものの、後半31分に途中出場した浅野がヘディングシュートを決めて同点。その後のG大阪の攻撃をしのぎきった。

広島は、日本で行われるクラブワールドカップ(W杯)に開催国代表として出場し、10日の開幕戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)と顔を合わせる。

◆森保一監督「みなさんの応援のおかげで優勝できた。チーム一丸となって自己犠牲を払ってここまでやってきた。レギュラーシーズンもチャンピオンシップも本当に苦しい戦いばかり。選手がよくタフに粘り強く最後まで戦い抜いてくれた」

◆浅野拓磨「たくさんの人が見にきてくれたので絶対決めたいと思っていた。良いクロスが上がってきた。持っているもの全てをこの試合にぶつけようと思っていた。こうして喜ぶことができてうれしい」

◆青山敏弘「みなさんのおかげで優勝できた。最後、総合力で1点とった。みんなの力で取れた優勝。去年(広島を襲った)土砂災害で被害に遭った方に、やっといい報告ができた」

◆柏好文「日本一最高です。みなさんのおかげ。サンフレッチェに関わる人の集大成。(クラブW杯で)世界を紫に染めましょう」

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