G大阪ポヤトス監督「昨年の苦い経験がある。学びがある」試合終了間際の“ヴェルディ劇場”阻止に自信

老練な戦い方で若いチームの勢いを削ぐ。15日に敵地・東京V戦を迎えるG大阪は13日、吹田市内で練習した。ダニエル・ポヤトス監督は「印象としては中盤でブロックをしっかり組んでくる。若くて走る。働き者が多く、球際で強いチームだと思っている」と10試合負けなしの相手に警戒心を示した。

東京Vは後半アディショナルタイムでの得点数が「4」。鹿島戦では3点ビハインドから土壇場で追いつく粘りを見せた。だがポヤトス監督は「私たちは試合終了間際で失点を繰り返した昨年の苦い経験がある。そこからの学びがある。今のチームは試合の締め方を持っている」と意に介さない。昨季は後半30分以降の失点数は「16」で、うち「5」がアディショナルタイム。今季の後半30分以降の失点数は「2」で、アディショナルタイムも「1」に抑えている。現在J1最少失点タイで、2試合連続の1―0勝利を収めているのも説得力を持たせる。

「センターバックとボランチをどのように動かしていくか、快適にプレーさせないかが重要なポイントだ。染野ら前線の選手たちをどのように動かしていくか。その辺の判断が非常に大事になる」

目指すは今季初の3連勝。殻を一つ破り、好調5位のチームがさらに勢いを付ける。

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