G大阪GK東口順昭が12日、38度目のバースデーを迎えた。「毎年言っているけど“もう38か…”と思いますね」。この日の練習ではチームメートやサポーターから祝福され、照れ笑いを浮かべた。

昨年末に右膝内側半月板損傷を手術。3月の練習試合で実戦復帰を果たしたが、その試合でふくらはぎの肉離れを患い、再離脱した。5月3日の福岡戦からベンチ入りを果たしたが、今季はここまで出番がない。

チームはJ1最少タイ失点で5位。「実感はないけど今の状況とか考えたら、それなりの年齢に来たんだなというのを改めて感じる」と口にし「チームの調子が良いので、なかなかすぐに（交代）はないと思う」と現実を受け入れる。

だが諦めているわけではない。誕生日プレゼントで欲しいものを聞かれると「レギュラー」とニヤリ。リハビリ期間中は下半身の強化に取り組んできた。「試合に出ていても出てなくても、やることは一緒。結局そこで差は出る。何があるか分からない。パッと出た時に良い結果出せるように常に練習からしっかりやっていければ」。より成長した姿で戻ってくることを目指してきた。

今年欲しいプレゼントは誰かから与えられるものではない。自分でつかみ取るもの。老け込むつもりはない。

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