G大阪MF岸本武流が移籍後初得点 名古屋に競り勝つ
◇明治安田J1リーグ第13節 G大阪1―0名古屋(2024年5月11日 豊田スタジアム)
前節6日に挙げた5年ぶりの大阪ダービー勝利を、より価値あるものにした。G大阪は敵地で名古屋に1―0勝利。今季3度目の2連勝を手にした。
値千金弾を叩き込んだのは今季加入したMF岸本武流だ。後半23分、FW坂本一彩のシュートは名古屋GKランゲラックの好セーブに阻まれたが、こぼれ球を右足で押し込んだ。移籍後初得点。ネットを揺らした直後は驚いた表情を浮かべ、その後にゴールが認められると顔をくしゃくしゃにして喜んだ。
爆発的なスピードと力強いドリブルでサイドの突破口となっていたMFウェルトンが欠場。それでも試合開始から丁寧にボールをつなぎ、焦れずに戦った。DF中谷進之介は昨季まで所属した古巣サポーターからのブーイングを浴びながらも守備陣を統率。最後は執念の5バックで2試合連続クリーンシートを達成した。