【一挙プレビュー】J1はパリ世代の活躍が期待されるFC東京vs柏が”PICK UP MATCH” J2は2位長崎と5位岡山による”上位対決”に注目! | Jリーグ

5月11日から5月12日にかけて開催されるJリーグ(J1・J2)の試合プレビューを一挙に紹介。J1リーグの9試合、J2リーグの10試合が各地で開催される。

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5月11日

5月12日

13:00 いわきFC vs レノファ山口FC(J2)

前節スコアレスドローに終わったいわきは、連勝が『3』でストップ。とはいえ4試合連続のクリーンシートを達成し、順位は4位に浮上した。今節は2ポイント差で背後に迫る山口との上位対決。堅守同士とあって先制点が重要になる中、チームトップの6得点を挙げているFW谷村海那に期待がかかる。

山口は山形に2-0の完勝を収め7位に上昇。これまで勝てなかった雨中のホームゲームで力強く白星をつかんだ。今季は6勝を挙げながらも連勝がまだなく、第8節、第11節、そして第13節といずれも逆転負けで壁に跳ね返されてきた。さらなる上位進出へ向け、“志垣レノファ”の真価が問われる。

13:00 ロアッソ熊本 vs 横浜FC(J2)

水戸に完敗を喫した熊本は6試合勝利なし。複数失点も6試合連続となり、降格圏の18位に転落した。セットプレーからの失点が目立っている中、今節の相手は説明不要の名手・DF福森晃斗を擁する横浜FC。前節もロングスローの流れから先制を許しただけに、どのように修正するのか注目だ。

3位の横浜FCは千葉に敗れ、今季初の3連勝とはならず。引き分けた2位・長崎との勝点差を詰めることはできなかった。注目はルーキーイヤーの2020年から3シーズンにわたり、熊本でエースとして活躍したFW髙橋利樹。初の古巣戦となる今節、かつての本拠地で“恩返し弾”を決められるか。

13:05 鹿島アントラーズ vs 東京ヴェルディ(J1)

鹿島は3連勝で3位に浮上。後半にPKの大ピンチを凌ぐと、後半ATにFWチャヴリッチが劇的な決勝ゴールを奪った。今節はJリーグ創成期から名勝負を演じてきた名門を迎え撃つ「CLÁSSICO 3」の第2戦。伝統の一戦を制し、勝点3差の首位の背中に近づきたい。

東京Vは9試合負けなし。開幕当初こそ勝ち切れない試合が続いたが、前節は90+9分の決勝点で初の連勝を収めた。今節のキーマンはFW木村勇大。相棒のFW染野唯月が契約上の理由で欠場するだけに、2戦連発中のFWにかかる期待は一層大きくなる。

14:00 モンテディオ山形 vs 水戸ホーリーホック(J2)

山口に0-2で敗れた山形は2戦勝ちなし。水がたまったピッチも相まって、“相手の土俵”での戦いを余儀なくされた。ただ、リーグ戦初出場ながら持ち味を発揮したDF相馬丞の台頭は、敗戦の中でもポジティブなニュース。3試合続いている複数失点を食い止め、ホームで5月初勝利といきたい。

前々節終了後、監督交代に踏み切った水戸は、開幕節以来のホーム戦勝利。高い位置でボールを奪ってMF落合陸が仕留めた2点目は、これぞ水戸というものだった。山形戦は近年相性が良く、直近5試合では4勝1分。久々の完封勝利も自信にして、新指揮官の下で初の連勝を狙う。

14:00 藤枝MYFC vs ブラウブリッツ秋田(J2)

藤枝は北関東勢との下位直接対決に3連勝。いずれも1点差をモノにして下位からの脱出に成功した。前節はパス数やボール保持率で相手を下回り、“藤枝らしさ”が影を潜める中でもセットプレーの一発で勝利。したたかさが備わってきたチームは今節、J2昇格後初の4連勝に挑戦する。

ホームで甲府に逆転負けを喫した秋田は12位に後退。勝利がない直近3試合は全て複数失点しており、まずはここに歯止めをかけたいところだ。攻撃陣で期待がかかるのはFW佐藤大樹。チームトップの4ゴールを挙げているレフティーに、6試合ぶりの得点は生まれるか。

14:00 徳島ヴォルティス vs 栃木SC(J2)

徳島はFW渡大生の2ゴールで上位の岡山を撃破。増田功作監督の下で安定した守備を取り戻し、直近4試合で3勝1分と息を吹き返した。15位に順位を上げて迎える今節は19位・栃木との一戦。降格圏の相手を引き離せるか、引きずり込まれるか、大きな意味を持つホームゲームだ。

栃木は対照的に4連敗。ただ、FWイスマイラとFW矢野貴章をスタートから使い、前線にパワーをもたらしたことは収穫だった。今節はMF石田凌太郎、MF大森渚生のWB二人が出場停止から復帰。クロスに強いFW陣が揃うだけに、両サイドの主導権争いが試合のカギを握りそうだ。

14:00 V・ファーレン長崎 vs ファジアーノ岡山(J2)

2位・長崎は2試合連続のドローで首位との勝点差が『5』に拡大。後半に盛り返したものの、開幕節以来の無得点でタイムアップを迎えた。6ポイント差で5位につける岡山との一戦は注目の上位対決。昨季は2戦とも引き分けるなどこのカードでは5試合勝利がないが、自慢の攻撃力でねじ伏せたい。

対する岡山は3試合勝利なし。負傷者が続出する台所事情は厳しく、7日には浦和からMF早川隼平が育成型期限付き移籍で加入した。上位に食らいついていきたい中、注目は古巣対決のDF田上大地。強力な長崎のアタッカーと対峙する守備面はもちろん、ポイントゲッターとしても期待がかかる。

14:00 大分トリニータ vs 愛媛FC(J2) 大分は長崎との“九州ダービー”にスコアレスドロー。GW3連戦を2勝1分と無敗で終えた。「最後まで走り切って躍動してくれた」と片野坂知宏監督がコメントしたとおり、ハードワークを貫いたことは収穫。第5節を最後にホームでは勝利がない中、勝点で並ぶ愛媛を下して上位に食い込めるか。

対する愛媛も3連戦を1勝2分。直近2試合はシュート数で圧倒されながらも、無失点で勝点1を積み上げた。堅守の原動力になっているのがGK徳重健太。セーブ率、1試合平均セーブ数でリーグトップの数字を残すなどその存在感は絶大で、今節も相手攻撃陣の前に立ちはだかりたいところだ。

16:00 ヴァンフォーレ甲府 vs ジェフユナイテッド千葉(J2)

甲府は前節の勝利で連敗をストップ。先制を許したものの辛抱強く戦って流れを取り戻し、逆転勝利につなげた。また、FWファビアン・ゴンザレスが加入後初得点を含む2ゴールをマークしたことも好材料。昨季ダブルを食らうなど千葉戦の相性は良くないが、2020年以来の勝利をつかめるか。

千葉は3位の横浜FCを1-0で撃破。スタメン8人を変更して臨むと、気持ちのこもった戦いを繰り広げ、今季初めて先発で起用されたFW呉屋大翔が決勝点をゲットした。甲府戦、次節の愛媛戦と、順位が接近した相手との試合が続く。前節の熱戦を制した勢いに乗り、第9節以来の連勝を狙う。

<5月11日の対戦カード(J1)>

14:00 新潟 vs 浦和

14:00 磐田 vs 鳥栖

14:00 京都 vs 福岡

15:00 川崎F vs 札幌

15:00 湘南 vs 町田

16:00 名古屋 vs G大阪

16:00 C大阪 vs 神戸

17:00 FC東京 vs 柏

<5月11日の対戦カード(J2)>

14:00 仙台 vs 群馬

14:00 清水 vs 鹿児島

<5月12日の対戦カード(J1)>

13:05 鹿島 vs 東京V

<5月12日の対戦カード(J2)>

13:00 いわき vs 山口

13:00 熊本 vs 横浜FC

14:00 山形 vs 水戸

14:00 藤枝 vs 秋田

14:00 徳島 vs 栃木

14:00 長崎 vs 岡山

14:00 大分 vs 愛媛

16:00 甲府 vs 千葉

※横浜FM vs 広島 横浜F・マリノスのAFCチャンピオンズリーグ2023/24決勝進出に伴い、開催日およびキックオフ時刻が変更(試合開催日:5月10日→6月19日/キックオフ:19:00から変更なし)

https://www.dazn.com/ja-JP/news

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