オフの移籍で注目度増の大阪ダービー G大阪MF鈴木は「ブーイング来ても動じることはない」C大阪・小菊監督は対戦を歓迎
今季、C大阪から完全移籍でG大阪に加入したMF鈴木徳真が5日、古巣との「大阪ダービー」(6日・パナスタ)での“恩返し”を誓った。
鈴木とDF松田陸は今年1月、C大阪からライバルクラブへ加入。C大阪からG大阪へ完全移籍した日本人選手は初めてのケースとあって注目を集めた。
1月の新体制発表で「色々気にはしたが、僕もプロ。自分の行きたい道を選んだ。確実にブーイングは受けると思うけど、プレーで成長した姿を見せたい」と決意を語っていた鈴木は、この日も「自分の持っているものを全てぶつけたい思いはある。恩返しじゃないですけど、感謝を伝えられたら」と静かに闘志。「覚悟はずっと決まっている。ブーイングが来ても動じることはないと思う」と落ち着いた様子で話した。
一方、敵地に乗り込むC大阪はオンラインで取材対応。小菊昭雄監督は移籍を決断した2人との対戦に「陸はケガしていると聞いているが、徳真はガンバで欠かせない選手となっている。ボランチで攻守の中心として頑張っている。対戦相手として戦えることはうれしく思う。互いに素晴らしい試合ができるよう、正々堂々とぶつかっていきたい」と歓迎した。