【G大阪】U23代表の半田陸が合流即フルメニュー消化 大阪ダービーにも出場へ

ガンバ大阪のU-23日本代表DF半田陸(22)が、6日にセレッソ大阪と戦う大阪ダービー(パナスタ)に出場する可能性が高まった。

U-23アジア杯が行われていたカタールから4日深夜に帰国した半田は、5日早朝に東京から大阪へ移動し、G大阪の練習に参加。フルメニューをこなした。状態を確認したダニエル・ポヤトス監督(45)は「やる気に満ちて帰ってきているし、彼自身もプレーしたい思いがある」と話し、翌日の試合での半田起用を示唆。半田自身も翌日の試合に向けて「タフな選手っていうところを見せられるいい機会。1個目のプレーは大胆にやれればなと思うし、追い越す動きや、多少強引にでも前に行くところは見せていきたい」と意欲を見せた。

カタール遠征中もG大阪の試合をチェックしていたといい、チーム状況は把握している。攻撃の改善については「もっとゴール前でのパワーが必要だし、もうちょっと距離感良く、ワンタッチで3人目を使うシーンが出せれば。(イラク戦で)荒木(遼太郎)が決めたゴールみたいな動きが増えれば、もっと点も取れると思う」とイメージした。

U-23アジア杯ではコンディション不良で出遅れ、足に負傷も抱えたことで出場機会が限られた。それだけにパリ五輪メンバー入りに向けて、強いアピールが必要だと感じている。「これからアピールしていかないといけない立場。まずリーグで目に見える結果を出すことが一番。セキ(関根大輝)もめっちゃいいパフォーマンスをしたけど(自分には)違った良さがあるので、毎試合安定していいパフォーマンスをできれば」。喜びと悔しさを持ってG大阪に戻ってきた右サイドバックは、復帰初戦から全開のパフォーマンスでチームに勝利をもたらすつもりだ。【永田淳

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