なぜアジア杯に呼ばない? Jリーグで輝く23歳以下の逸材(7)ついにブレイク! 関西のニュースターとは?

AFC U-23アジアカップカタール2024で決勝に進んだサッカーU-23日本代表は、パリ五輪出場権を獲得した。そのメンバーに登録されていない選手の中にも、優れた才能を持つ者がおり、これからメンバー選考に割って入ってくるかもしれない。今回はJリーグのクラブで輝く23歳以下の日本人選手をピックアップして紹介する。※成績は5/1時点。

FW:坂本一彩

生年月日:2003年8月26日(20歳)

所属クラブ:ガンバ大阪

2024リーグ戦成績:9試合3得点0アシスト

坂本一彩は、ガンバ大阪下部組織で育ち、2022年にトップ昇格を果たした。2023シーズンはファジアーノ岡山に期限付き移籍すると、シーズン序盤はベンチ入りもままならなかったが、シーズン後半戦はレギュラーとしてプレーし、経験を積んでガンバ大阪に戻ってきている。

シーズン開幕当初はベンチスタートが多かった坂本だが、4月6日の北海道コンサドーレ札幌戦からは先発起用が続いているところだ。サガン鳥栖戦で初ゴールを決めると、浦和レッズと鹿島アントラーズからもゴールを奪い、現在は3試合連続得点中である。

最前線に宇佐美貴史を置くガンバ大阪で2列目に入っている坂本は、技術が高く、プレーのアイディアが豊富だ。身長は173cmと高くないが、抜群のボールコントロールで密集を苦にしない。浦和戦のゴールは、右サイドからパスをペナルティーエリア内で受け、相手のブロックがきていたものの、混戦の中で空いていたわずかなコースを通してゴール左隅に正確なシュートを流し込んでいた。

ガンバ大阪はリーグ戦10試合を消化して9得点と、攻撃力に課題を抱えている。その中でサポーターの希望となっている坂本は、いま最も勢いのあるJリーガーの1人だ。

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