パリ五輪王手のU-23日本代表が山本除く22人でトレーニング…現地日本人学校の生徒との交流も
U23アジアカップ準決勝進出を決めたU-23日本代表は27日、1日オフを挟んで練習を再開した。MF山本理仁(シントトロイデン)以外の22人が参加。29日の準決勝が現地時間午後8時半に行われることもあり、練習時間をこれまでの午後4時から午後6時スタートに変更した。
ここまで中2日で戦ってきた日本は、25日のカタール戦を終え、29日の次戦まで初の中3日となった。26日は休養に当て、27日から練習を再開させた。
この日はカタールの日本人学校の生徒たちとその家族など約50人が練習を見学した。練習開始前には、選手と生徒たちがプレゼントを渡し合うと、練習終了後には選手たちがサインや撮影に応じた。
練習開始からGK3人はGKメニューへ。フィールドプレーヤーはホテルでコンディション調整となった山本以外の19人がジョギングからウォーミングアップ、フィジカルメニュー、ロンドをこなした。その後は出場時間の多い組13人と、出場時間の短い組6人に分かれた。13人はジョギングを終えると、一足早く練習を切り上げた。
残る6人はDF鈴木海音(磐田)、DF半田陸(G大阪)、DF内野貴史(デュッセルドルフ)、MF田中聡(湘南)、FW内野航太郎(筑波大)。黄色ビブスが西尾と鈴木、白ビブスが内野貴と半田、ビブス無しが内野航と田中と分かれ、ロンドやGKも加えた2対2の練習を行った。練習開始からぴったり1時間で全メニューを終えた。
日本は29日の準決勝でイラクと対戦。勝利すれば8大会連続のオリンピック出場が決まる。