U-23日本代表DF半田陸が復活へ、日韓戦出場に意欲「やっぱり燃えるところはある」
実戦復帰に期待が懸かる。U-23日本代表DF半田陸(G大阪)は22日のU23アジアカップグループリーグ第3節の韓国戦に意欲。21日の練習終了後に出場可否の状態を問われると「はい、コンディションは全然いい感じです」と力を込めた。
大岩剛監督の発足メンバーであり、主力を担ってきた半田。パリオリンピックの切符を懸けた今大会でも活躍が期待されていたが、G大阪での出発前最後の試合を急性胃腸炎で欠場すると、出発日も1日遅らせる事態となっていた。8日のカタール・ドーハ到着後は練習に合流も、13日以降は別メニューの時間帯が増加。大岩監督は急性胃腸炎を理由にせず、あくまでコンディション調整を強調していた。
半田は16日のグループリーグ初戦・中国戦、19日の第2戦・UAE戦はベンチ入りも出場はなかった。21日の練習では2試合連続で右SBとしてフル出場していたDF関根大輝(柏)がコンディション調整のためホテルで別メニュー。大岩監督も「明日もしっかりと準備できている。プレーできるのではないかと思っている」と半田の起用を示唆していた。
半田は日韓戦を意識する。「やっぱり僕自身燃えるところはある。チームとして今日はいい緊張感でリラックスして練習できた。明日になればスイッチを入れていきたい」。ともにグループリーグ突破を決めているが、順位次第で準々決勝の相手が変わる大一番だ。「絶対に負けられない試合になる」と意気込みながら「いままの試合より全然強度も違う。技術もすべて違う試合になる。いいゲームができると思う」とやる気をみなぎらせていた。