G大阪 奇跡逆転へ気負いなし!4―5―1有効“いつも通り” スポニチアネックス 12月4日(金)7時1分配信

◇Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 G大阪―広島(2015年12月5日 Eスタ)

衝撃的な逆転負けを喫したG大阪は3日、回復目的の練習で第2戦に備えた。広島に3つのアウェーゴールを許したことで次は2点差以上での勝利が求められ るが、長谷川監督に特別な気負いはない。「残り90分あるんで。厳しいですけど不可能な状況ではない」と笑顔を見せながら語った。

特別な策も必要ない。第1戦はFW長沢を先発に抜てきしたとはいえ、基本の4―5―1布陣自体は変えず、相手の3バックにプレッシャーをかけ続ける作戦 は後半途中まで有効だった。トップ下でプレーしたFW宇佐美の状態についても指揮官は手応えをつかんでいる。慣れないパワープレーや変則システムでバラン スを崩すよりは、G大阪のサッカーを貫き通すことが逆転優勝への近道だ。

失うもののない強みもある。2日の試合後、MF遠藤は「もともと3位のチームですから」と話したように、この決勝の舞台に立てること自体がもうけもの。普段着のサッカーで勝機を探る。

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