大逆転負けを喫したG大阪MF遠藤「もう少し落ち着いて試合を終わらせられれば」 theWORLD(ザ・ワールド) 12月3日(木)21時30分配信

ホームで痛恨の逆転負け

Jリーグチャンピンオンシップ決勝の第一戦が2日に行われ、G大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦した。試合後、G大阪MF遠藤保仁がインタビューに応じた。Jリーグ公式サイトが伝えている。

2度のリードを手にしながらも試合終盤に退場者を出してしまい、後半アディショナルタイムに同点にされたG大阪。決勝戦はホーム&アウェイの2戦合計スコ アで争われるレギュレーションのため、1人少ないG大阪は引き分けでも十分な結果だったはずだ。しかし、再びアディショナルタイムに失点を喫して逆転負け となった試合について、G大阪の中盤を支える百戦錬磨の遠藤は、同点にされてからの戦い方に悔いを募らせた。

「2点目を取られてからは、最悪引き分けでもしょうがないかなと思ってやっていた」

「その意思統一はできていたと思うんですが、最後、だいぶバランスを崩していたし、中も数的不利だったし、もう少し落ち着いて試合を終わらせられれば良かった」

逆転弾となった広島の3点目は、G大阪MF今野泰幸がスローインから“攻め急いだ”結果生まれてしまったものだ。しかし遠藤は今野のプレイについては、チーム全員の責任だと話している。

「中盤の選手がスローインするということはそれだけ中が1枚足りないので。そういう意味では近くにいる選手が『慌てるな』って声をかけるだけで良かったはず」

「勝ちたい気持ちっていうのは出るのはしょうがないし、別に今ちゃん(今野)を責める気もない」

ホームで敗戦して後がなくなったG大阪。それでも攻撃陣には相変わらず爆発力があり、第一戦でも広島を苦しめた。試合序盤からG大阪が攻めの姿勢を見せるであろう第二戦は、12月5日に開催される。

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