G大阪、三浦の90+9分逆転弾で5戦ぶり勝利! 堺屋退場の鳥栖は手痛い6戦未勝利
明治安田J1リーグ第8節では14日、ガンバ大阪vsサガン鳥栖が行われた。
直近4戦未勝利かつ連敗中のG大阪が、今季開幕7戦1勝1分け5敗と難しいシーズンスタートとなった鳥栖をホームに迎えた一戦。G大阪は宇佐美貴史や倉田秋、中谷進之介ら、鳥栖はマルセロ・ヒアンや富樫敬真、堀米勇輝らを先発起用した。
試合は41分に動きを見せる。ボックス右でボールを持った手塚康平がクロスを上げるとファーで長沼洋一が跳躍。打点の高いヘディングシュートによって鳥栖が先制する。
しかし前半AT、G大阪ボールのFKの流れから混戦が生まれて坂本一彩が押し込もうとしたところでゴールライン上の河原創がかき出したかに思われたがVARの介入によって得点と判定。1-1の同点で試合を折り返す。
折り返して迎えた後半は早々にG大阪が流れを引き寄せた。56分、後方からのスルーパスに抜け出したウェルトンがボックス際で堺屋佳介に倒されてDOGSOにより一発レッド。ボックス外でのファウルということで鳥栖はPK献上こそ免れたものの残りの時間を10人で戦うこととなる。
鳥栖はこのタイミングで堀米に代えて菊地泰智を投入。対するG大阪も倉田に代えて唐山翔自を送り出して攻撃の枚数を増やす。すると65分には右サイドからの折り返しに合わせた坂本がネットを揺らしたがオフサイドの判定で認められない。
それでも後半ATの99分、左サイドの宇佐美がファーにふわりと蹴り込む。途中出場のイッサム・ジェバリが胸で落とすと中央の三浦弦太が思い切りよく蹴り込んで土壇場での逆転弾とする。
試合は直後に終了し、G大阪が2-1で逆転勝利。この結果、G大阪は5戦ぶりの白星を手にしている。一方の鳥栖は連敗かつ6戦未勝利となった。