【プレビュー】勝利の鍵を握るのは攻撃陣。連勝を目指す横浜FMと連敗を阻止したいG大阪がミッドウィークに激突|Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは4月10日に延期されていた第3節を開催。日産スタジアム横浜F・マリノスガンバ大阪が激突する。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の関係で延期されていた横浜FMとG大阪の一戦がミッドウィークに開催される。連戦の中、勝ち点3を目指して激闘が繰り広げられる。

今季のJ1で思ったようなスタートを切れなかった横浜FMだが、前節のヴィッセル神戸戦では前年度の王者に対して粘り強い戦いを披露。相手の攻撃に苦戦する時間も長かったが、1-1で迎えたゲーム終盤の83分、数的有利で迎えた中、ヤン・マテウスの見事なコントロールシュートが決まって勝利を手にした。これが3試合ぶりの勝利。今季、ここまで連勝を手にしていないだけに、この流れを継続させることで波に乗っていきたいところだ。

横浜FM戦として難しいのはタイトなスケジュールが続くこと。今節を終えると中2日でリーグ戦、その後には敵地でのACLと続く。この状況を考えれば、選手の入れ替えをしていくしかなく、総力戦で勝利を手繰り寄せていくしかないだろう。厳しい状況下で注目したいのはアンデルソン・ロペスだ。チームの貴重な得点源ではあるが、それゆえになかなか先発から外しにくい選手でもある。起用を含めてアンデルソン・ロペスのパフォーマンスに注目したい。

一方、G大阪は開幕から5試合負けなしと好調を維持していたが、前節の北海道コンサドーレ札幌戦では後半の73分に失点。終盤は厚みのある反撃を見せたが、最後までゴールネットを揺らすことができないまま試合終了のホイッスルを聞いた。この敗戦で今季初黒星。横浜FMとは違い、この流れを断ち切ることで次に繋げていきたいところである。

G大阪は開幕して6試合で4失点と守備の硬さはリーグでも屈指の数字を記録している。一方で、6試合で5得点という得点力の低さも顕著な数字として出ている。チャンスがないわけではないが、結果としてゴールが少ない状況は改善が必要だ。連戦が続く中、スタートから起用されるか、途中からの出場かはわからないが、期待したいのはここまで3得点の宇佐美貴史。攻撃陣で他の選手とは異なるクオリティを出せる宇佐美が結果を残せるかは鍵を握りそうだ。

上位陣についていくためにも負けられない両者。注目の一戦は10日19時キックオフだ。

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