【G大阪】元日本代表FWが開幕3戦連発!エムボマ、松波正信以来となる27年ぶりクラブタイ記録「本当にチームのおかげ」
◆明治安田J1リーグ▽第4節 G大阪2―1磐田(16日・パナソニックスタジアム )
G大阪は元日本代表FW宇佐美貴史(31)がクラブ記録に並ぶ開幕3試合連続得点を達成し、磐田に2―1で勝利した。
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宇佐美は試合開始4分で決めた。ペナルティーエリア内でボールを奪ったDF岸本からのパスを受け、相手マークをかわして左足を振る。シュートは元日本代表GK川島の足をかすめ、ネットを揺らした。クラブでは1997年のエムボマ、松波正信以来となる27年ぶりの開幕3戦連発。「きょうのゴールは本当にチームのおかげ。タケ(岸本)がいい奪い方をしてくれた」と感謝の言葉を並べた。
後半12分には、左サイドから柔らかなクロスでMFダワンのヘディング弾をアシスト。全2得点に絡んで連勝に導いた。背番号7にけん引され、チームは開幕3試合で2勝1分け。2分け1敗だった昨季とは対照的なスタートダッシュに、就任2季目のポヤトス監督(45)は「昨季は苦しんだが、メンタル的にたくましくなったと思う」と手応えを口にした。成長を遂げたチームの中心は宇佐美。次節も得点なら、開幕からの連続ゴール記録はJリーグ史上2位タイとなる。