G大阪GK東口順昭 今月末にも実戦復帰へ「まだまだやりたい」
G大阪GK東口順昭(37)が早ければ今月末にも実戦復帰する見込みとなった。「(16日の)磐田戦が終わったら国際Aマッチウイークに入る。その間の練習試合などで消化していければ」。右膝内側半月板損傷で昨年末に手術。ここまでリハビリに費やしてきたが、すでに先週から部分合流。「気になるところはあるけど、やりながらですね」と明るい表情を見せた。
同じ86年生まれのFW岡崎慎司(シントトロイデン)が今季限りでの現役引退を表明。18年W杯ロシア大会を戦った盟友に「日本を引っ張ってきた選手が引退するのは凄く寂しい。日本代表であれだけ活躍しても謙虚で、サッカーに対する姿勢や人に対する接し方で悪く言う人は見たことない。本当に尊敬できる存在」と労った。その上で「自分はまだまだやりたい気持ちがある。もちろんケガとの葛藤もあるけど今、何ができるのかをフォーカスしてやっていきたい」とより長い現役へのこだわりを示した。
チームは開幕1勝1分けスタート。守備陣はPKのみの1失点しか許していない。「去年の終盤の時より良い状態にはある。そこに自分が何をできるかを考えつつ、プラスアルファをもたらしたい」と東口。復帰後はGK一森とのハイレベルな競争が待ち受けるが、百戦錬磨の守護神の復帰は頼もしい。