G大阪とアヤックス パートナーシップで合意 選手、スタッフの相互交流も実施へ

J1リーグのG大阪は、オランダの名門アヤックスと3年間のフットボール戦略パートナーシップに関して合意したと発表した。

提携内容はトップチーム強化として、欧州移籍マーケット情報の共有、選手、コーチングスタッフおよびチームスタッフの相互交流が挙げられている。育成部門の強化としてはアカデミー年代における選手・スタッフ留学やトーナメント相互招待などが行われる。またスカウト情報の相互共有、強化、育成、スカウトにおけるデータ活用ノウハウ意見交換などが行われる。

G大阪の小野忠史代表取締役社長は「この度アヤックスとのフットボール戦略パートナーシップを発表できることになり、非常に嬉しく思っています。伝統あるクラブとの交流でグローバルな経験を積める機会を生み出すことができるようになるため、特に若手選手の成長を加速する素晴らしい取り組みになると期待しています」とコメントを発表。

アヤックス側も「このパートナーシップは、アヤックスの国際的なフットボールネットワークを拡大し、世界規模でトップレベルの才能を発掘、育成するという我々の決意を象徴するものです。日本においてトップクラブの一つであるガンバ大阪とネットワークを構築することができ、とても嬉しく思っています。ガンバ大阪と協力することで従来の選手育成の枠を越え、双方に実りあるパートナーシップとなることが私たちの共通の目的です」と協力に自信を見せた。

オランダのアムステルダムに本拠地を置くアヤックスは1900年に創設。オランダリーグ優勝は最多の28回、UEFAチャンピオンズリーグは3連覇を含む4回などの実績を誇る。現地で最も人気のあるクラブで、マルコ・ファンバステンやミカエル・ラウドルップらレジェンドが数多く在籍し、ビッグクラブへ羽ばたいていったことでも知られている。

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