G大阪で開幕スタメン掴んだ20歳FW坂本一彩「結果を残していかないと厳しいポジション」

[2.24 J1第1節 町田 1-1 G大阪 Gスタ]

昨季はJ2のファジアーノ岡山で武者修行し、24試合4得点を記録したガンバ大阪の20歳FW坂本一彩がJ1で開幕スタメンの座を掴んだ。だが、チーム全体が苦しい展開を強いられる中、得点に絡む活躍ができずに後半10分に途中交代。「開幕ということで意気込んでいたし、点を取ってやろうという思いはあったけど、前半は流れも流れで自分たちのサッカーがあまりできなかった」。この経験をまずは次の機会に活かしていく構えだ。

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前半は相手がミドルゾーンにブロックを組んできた中、外回しのビルドアップが機能せず、チーム全体の攻撃が停滞。持ち味の裏抜けでは「自分が動き出して『ここで出してくれたら』というシーンもあった」と振り返る坂本だったが、「後ろの選手も相手の出方に難しさを感じていたと思う」と言葉を続けたように、ボールが出てくることはなかった。

失点直後の前半18分にはDF中谷進之介のロングフィードをMF岸本武流が頭で落とし、坂本が完璧なタイミングで裏に抜けたが、シュートは古巣対戦となったGK谷晃生がスーパーセーブ。同34分には高い位置を取っていたDF半田陸のスルーパスに抜け出すも、これも谷に阻まれた。坂本にとっては「1本目は決めれるかもという感じだったけど防がれて、2本目はキーパーとの距離が近くなって難しかった」と悔しい結果に終わった。

昨年春のU-20W杯では大会3位のイスラエルからゴールを奪い、攻守の運動量でも高い貢献度を示すなど、今季の飛躍に期待がかかるストライカー。「今日はスタートで出られたけど、ここで結果を残していかないとFWは厳しいポジション。なるべく早く点が欲しいのが本音」と活躍を誓った。

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