鹿島アントラーズDF昌子源が11月30日、自身のインスタグラムを更新し、人種差別を受けたガンバ大阪FWパトリックにエールを送った。

昌子は自身が参加したNIKEのイベント『WINNER STAYS』の様子をインスタグラムで公開。その後、「パトリック、日本を嫌いにならないでほしい。また来年も戦いましょう！！頑張れパトリック」と、先 日ツイッターで人種差別的な書き込みをされたパトリックにメッセージを送っている。

昌子とパトリックはポジション的にもマッチアップする機会が多く、今季のヤマザキナビスコカップ決勝戦でも“直接対決”する場面が何度も見られた。

ナビスコカップでは昌子の完勝で終わったが、それまでの2人のマッチアップではパトリックが常に上を行き、昌子を困らせていた。それでも昌子はトレーニングを続け、ナビスコカップではパトリックを含むG大阪攻撃陣を無失点に抑えている。

強力な助っ人プレイヤーと真剣勝負で戦い、日本の若い選手もレベルアップを続ける。昌子とパトリックはまさにその素晴らしい関係にある。来季も2人の戦いがJリーグを盛り上げ、日本を強くするだろう。