【G大阪】PSM広島戦へ意気込み ポヤトス監督「町田戦に向けての大事な試合として戦いたい」

ガンバ大阪は8日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行った。

10日にサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチ(Eピース)を控え、ダニエル・ポヤトス監督(45)は「しっかり戦う1試合にしながら、あくまでも町田戦に向けての大事な試合として戦いたい」と話し、24日の開幕戦(町田GIONスタジアム)で良い戦いをするための重要な機会と捉えた。

今季の始動から強調されているのは、より攻守の切り替えを早くして戦うこと。指揮官は「攻撃的な選手が多いので、前向きに守備をすることが非常に大事だと思っている。奪われた瞬間に早い反応で奪い返すことが、特長を最大限生かす方法」とし、前線からのディフェンスで、良い攻撃につなげる考えを示した。

主将のFW宇佐美貴史(31)も「結果よりも重要視しないといけないものがある」とした上で、「強度を持ってボールを奪いにいけるのかとか、自分たちの現状の力を確かめる良い試金石になる」。1月の沖縄キャンプから積み上げてきたことの確認の場とする考えだ。

宇佐美は今後の戦いに向けて「ビルドアップで自分たちの後ろから最前線まで持っていける力も大事だが、それだけでは厳しい。(プレスの)スイッチを入れることは僕からチームに発信しているし、チーム全員でそこを磨こうという意識がある。一体感を持っていけるかどうか、そこに懸かっている」。昨季リーグワーストの61失点と崩れた守備を全体で改善することで、持ち前の攻撃力につなげていくサッカーを披露することを誓った。【永田淳

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