仏リーグ移籍も破談か…韓国サッカー元代表「被害女性がわいせつ行為を違法撮影と告発」泥沼の暴露応酬

『週刊新潮』(2月8日号)が報じたサッカー日本代表・伊東純也の性加害疑惑が波紋を広げるなか、韓国でも大騒動が起きている。

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2月6日に『日刊スポーツ』がフランスリーグ『モンペリエ』のレンタル移籍が破談となったと報道した、エースFWで元韓国代表の黄義助(ファン・ウィジョ、31)をめぐる一連のスキャンダルだ。

「1月15日に、ソウル警察庁は黄を性暴力処罰法違反の容疑で立件したと発表しました。容疑は、元交際女性へのわいせつ行為を同意なく撮影したというもの。動画が公開され、被害にあった女性が会見を開き『違法行為』と告発する事態となっていたんです。警察は黄へ何度も出頭要請をしましたが応じなかったため、出国禁止措置をとっていました」(全国紙ソウル駐在記者)

『FRIDAYデジタル』は昨年11月30日配信の記事で、サッカー界だけでなく韓国全体を騒然とさせた黄のトラブルについて詳報している。再録し、事件の経緯と背景を振り返りたい(内容は一部修正しています)――。

◆〈「撮らないで!」と言ったじゃない〉

〈「イヤッ、撮らないで!」とハッキリ言ったじゃない〉

〈撮影データを消してほしい〉

〈どうして動画が残っているの?〉

昨年11月23日に被害女性側が公開した音声データには、生々しい訴えが残されていた――。

韓国サッカー元代表の黄に、泥沼のわいせつ騒動が浮上している。元交際女性が、性的関係を持った際に同意なく撮影されたと主張。黄側は「不法撮影ではない」と全面否定しているのだ。事の発端は5ヵ月ほど前にさかのぼる。

「6月に『元恋人』だという女性Aが、黄が複数の女性と関係を持っているとし性的関係時の映像をSNSに暴露したんです。黄は、映像は不当に撮ったものではないと即座に反論。名誉棄損や脅迫の容疑でAを告訴しました」(韓国紙記者)

告訴を受け、警察は11月16日にAの身柄を拘束する。これで騒動は収まるかと思われたが……。

「Aは黄の兄の妻で、マネージメント業務を担っていたことがわかりました。黄に対し何らかの恨みを持っていたのでしょう。一方で警察は11月18日から、元交際女性Bさんと合意なく動画を撮影したとし、黄を『被疑者』と呼んで捜査を開始したんです」(同前)

捜査が始まり11月23日にBさん側は会見を開く。そこで公開されたのが冒頭で紹介した音声データだ。音声の中で、Bさんに「違法な行為」だと問いつめられた黄らしき男性は「まぁ……それを防ごうと」と言葉を濁している。

黄はイングランドのサッカークラブに所属。海外経験が豊富で、ガンバ大阪など日本でもプレーしたことのあるスター選手だ。今回の騒動で、ファンも落ち着かない日々を過ごしているだろう。

「Bさん側は『黄氏と交際していたことは事実だが、敏感な動画の撮影に同意したことはない』と再度主張。『撮影データを削除してほしい』と再三要請していたそうです。さらに『黄氏から映像を流布した人物を告訴してくれ』と要請もされたといいます。

一方の黄側は『明確な合意があり撮影と削除を繰り返した』とハッキリと否定します。『告訴をお願いした事実もない』とも。加えて『(Bさんは)放送関係の仕事をする公人で既婚者』と明かしました。その理由を『女性のプライバシーを守るために最大限努力してきたが、黄氏の犯罪が既成事実化するような報道が続き防御的な意味で表明した』と説明。『常識的に判断してほしい』と訴えています」(全国紙ソウル駐在記者)

冒頭で紹介した通り、警察の捜査は本格化しつつある。黄は自身の潔白を証明しない限り、国内外でプレーする選択肢は確実に狭まるだろう。

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