【G大阪】宇佐美、今季J最速10点!2位浮上も首位・浦和と4差 スポーツ報知 5月17日(日)7時4分配信

◆J1第1ステージ第12節 G大阪1─1川崎(16日・万博記念競技場)

G大阪FW宇佐美の今季J最速となる10点目は、勝利につながらなかった。前半43分、味方シュートのこぼれ球を拾うと、左足を振り抜いて先取点。日本人では2005年のFW大黒(当時・G大阪、現・京都)以来となる12節でのスピード2ケタ得点を達成した。

だが、後半27分に「全身がつった感じ。これなら代わったほうがいいと」自ら申し出て途中交代。その後、チームは追いつかれて引き分け、2位に浮上したものの、首位・浦和との勝ち点差は4と開いた。

週2試合ペースでの7連戦が10日の広島戦で終わったが、1日のオフをはさんで12、13日に日本代表候補合宿に参加。合宿中もへんとう炎を訴えて声が 出なくなるなど、疲労からか体調は万全とは言い難かった。それでも前半は「体は重くなかった。疲労は感じなかったし、相手が強く当たってこなかったので」 とシュート7本を放つなど圧倒的な存在感を見せた。しかし、後半は失速し、試合を決める2点目は奪えなかった。

代表候補合宿では、ハリルホジッチ監督が求める体脂肪率12%以下を達成できていないことを、再度指摘された。「言われていることは間違いなく正論。タ イトな日程でも戦えるように、オンでもオフでもいろんなことに挑戦できれば」と素直に受け入れ、タンパク質中心の食事など新たな体づくりに取り組む23 歳。若きエースの伸びしろが、そのままG大阪、そして日本代表の進化へとつながっていくはずだ。

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