J1G大阪が始動 リーグ優勝に向けFW宇佐美貴史が遠藤保仁コーチから「メンタリティー」を学ぶ
サッカーJ1G大阪が12日、大阪・吹田市の伊射奈岐神社で必勝祈願を行い、始動した。その後、約1時間、G大阪練習場でトレーニング。FW宇佐美貴史(31)が、リーグ優勝に向けて気合を入れた。
「去年、結果で引っ張ることができなかった。結果でも、それ以外でもチームを引っ張っていかないと上にはいけない。そこを意識していきたい」
昨年は29試合に出場し、5得点。今年の目標を「2桁(得点)」と宣言。チームは一時、最下位に沈むなど苦しいシーズンを送っただけに、「去年一年、みっちり苦しんだ。そのなかで得られたものもある。それを生かしていきたい」と力を込めた。
今季からチームには現役を引退した元日本代表MFの遠藤保仁(43)がトップコーチに就任。宇佐美は「同じピッチでたくさんのことを共有できる。現役のとき、ヤット(遠藤)さんに教えを乞うことはなかった。それがこれからたくさんできる」といい、学びたいことは「あの人のメンタリティー。苦しいとき、うれしいとき、日々の練習のときにどういうことを考えているのか。どこでボールを受ければどういうことを起きるとか、サッカーについてのすべて」とレジェンドの経験や知識、技術を吸収し、成長につなげる。



