堂安律がG大阪の大先輩・遠藤保仁の引退に「自分が描いていたキャプテン像とは真逆で…」
サッカー日本代表MF堂安律(25=フライブルク)が9日、現役引退を発表した元日本代表MF遠藤保仁(43=磐田)に対してねぎらいのコメントを贈った。
堂安はG大阪時代に、遠藤とともにプレー。大先輩の背中を追って世界へと羽ばたいた。この日、日本サッカー協会の広報を通じて「もうヤットさんのプレーを見れないのは悲しいですが、ガンバに戻ってきてコーチをされるのはガンバファンの自分にとってはうれしい気持ちもあります」と古巣であるG大阪にコーチとして帰還することを喜んだ。
そして遠藤が代表やクラブで築いた輝かしいキャリアを振り返り「ヤットさんがこれまで積んでこられたキャリアはすごいものだと思います。自分が日本代表であと100試合出ても追いつけないというのはヤットさんがされてきたことは本当にすごいことです。そして間違いなくJリーグの価値を上げた方だとも思います」とその実績のすごさに感嘆した。
また「自分がガンバでプレーしていた頃はキャプテンをされていたのですが、自分が小さい頃に描いていたキャプテン像とは真逆で、新しいスタイルを出していくのはヤットさんにしかできないことだと感じていました。後輩に全く気を使わせず、ヤットさんはそういう空気を出してくれて、あれだけ主力の選手が若手に生き生きとプレーさせてくれるのはすごいキャプテンだと思っていました。また、トレーニングなども本当に真摯に取り組んでいる姿を見させてもらって学ばせてもらいました」と〝ヤット流〟の新たな主将像を感じたという。
「次のキャリアでも間違いなく成功されると思いますが、ひとまず、本当にお疲れさまでした、とお伝えしたいです」と改めてねぎらい、第2の人生をスタートさせる大先輩にエールを送った。



