磐田の元日本代表ＭＦ遠藤保仁（４３）が９日、現役引退を発表した。今季よりＧ大阪のコーチに就任する。Ｊ１歴代最多の６７２試合、日本代表でも歴代最多の１５２試合出場と数々の記録を残した司令塔が、Ｊリーグひと筋で走り抜いた２６年間の現役生活に別れを告げ、指導者として新たなスタートを切る。

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◇遠藤保仁年表◇

１９８０年

１月２８日、鹿児島・桜島町（現鹿児島市）生まれ

９５年

鹿児島実高入学。１年で全国制覇

９８年

鹿実卒業、横浜フリューゲルス入り　開幕・横浜Ｍ戦でデビュー。８月１日鹿島戦でプロ初ゴール

９９年

横浜Ｆ消滅で京都入り。ワールドユース準優勝に貢献 ２０００年 シドニー五輪バックアップメンバー。試合出場なし。

０１年

Ｇ大阪移籍

０２年

ジーコジャパンで日本代表初招集

０３年

初のＪリーグベストイレブン獲得（以後、計12度）

０５年

Ｇ大阪で初優勝に貢献

０６年

ドイツW杯メンバー入りもフィールドプレーヤーで唯一出場なし

０８年

体調不良のため、オーバーエイジ枠で選ばれた北京五輪代表候補合宿を辞退　Ｇ大阪でアジア・チャンピオンズリーグ優勝に貢献 クラブW杯でマンチェスターU相手に「コロコロPK」決める

０９年

アジア最優秀選手に選出

１０年

南アフリカW杯に主力として出場。デンマーク戦で直接FKを決め、W杯初得点

１２年

Ｇ大阪がＪ２に降格も残留を決断

１４年

Ｇ大阪の３冠に貢献。最優秀選手賞を受賞

１９年

２０年連続開幕戦先発出場を達成

２０年

１０月に磐田へ期限付き移籍

２２年

磐田へ完全移籍

２３年

磐田のＪ１昇格に貢献

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