サッカー元日本代表の橋本英郎氏の引退試合を12月16日に控える中、元チームメイトで2005年のリーグ初優勝メンバーでから動画メッセージが届けられ、話題となっている。

■【動画】「全然変わらないな」の声! 橋本英郎氏の引退試合出場で来日予定の51歳レジェンド助っ人の動画メッセージ■

　メッセージを送ったのは、1972年生まれで現在51歳のブラジル出身、シジクレイ氏。1997年に24歳で来日すると、当時JFLのモンテディオ山形でプレーした後、1999年に京都サンガF.C.に移籍。その後、大分トリニータ、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪で守備の要として活躍した。187cmの長身と鍛え抜かれた肉体がピッチ上でひと際目立ち、ハイボールを跳ね返すだけでなく、鋭い読みでインターセプトし、さらに元ボランチの足元の技術を持ち合わせ、迫力満点の攻撃参加と高い得点力も魅力だった。

　そのシジクレイが特に活躍したのがG大阪時代（2004年～2007年）であり、その当時にチームメイトとして汗水をともに流した橋本氏の引退試合出場ために来日が決定。自宅からの動画メッセージを送ったのだ。

　そこでシジクレイは「みなさん!シジクレイです!」「お久しぶりですね」と流暢な日本語で挨拶した後、ポルトガル語でG大阪時代の思い出を振り返った上で「ハシとサポーターのみなさんに会えることをとても楽しみにしています」と語り、自宅でのクリスマスツリーの前で、日本でプレーしていた頃とほとんど変わらない逞しい姿を披露している。

■「残念、そこはシジクレイだ」

　レジェンド助っ人であるシジクレイ氏の久々の姿に、以下のようなコメントが寄せられた。

「シジクレイ、全然変わらないな」

「相変わらずかっけぇ～～な!!」

「シジクレイあんまり変わってない」

「シジはずっとかっこええな　最終ラインからドリブルで駆け上がってほしい、あれで沸く万博が大好きだった!（笑）」

「残念、そこはシジクレイだ　シジのオーバーラップが楽しみ　引退試合、観戦します」

　日本では2009年までプレーしたシジクレイ氏は、その後は母国ブラジルで2012年5月まで現役生活を続けた。引退後は指導者の道に進み、2013年から3年間はG大阪のコーチを務めた。現在はブラジルで生活を続けているが、久々の来日を本人も楽しみにしている様子。インターネット上で有名となった「残念、そこはシジクレイだ」たるプレーを見せてくれるのか。

　橋本氏の引退試合は12月16日14時から、西野朗氏が率いる「ガンバ大阪2005」と岡田武史氏が率いる「日本代表フレンズ」が、パナソニックスタジアム吹田で対戦する。

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