G大阪の中口雅史強化部長が退任「志半ばとなり非常に残念な気持ちです」
ガンバ大阪は4日、中口雅史強化部長が今シーズンをもって強化部長を退任することを発表した。
現在51歳の中口氏は2013年から2015年にかけてもG大阪で強化担当を務めていた。2016年からの4年間はJFL(日本フットボールリーグ)のMIOびわこ滋賀(現:レイラック滋賀)で、2020年には明治安田生命J3リーグのヴァンラーレ八戸で監督を経験。アイン食品株式会社サッカー部のヘッドコーチを経て、2021年8月にG大阪の強化部長に就任していた。
退任に際し、中口氏はG大阪のクラブ公式HPを通してコメントを発表している。
「いつもガンバ大阪を応援していただき、誠に有難う御座います。この度、今シーズン限りでガンバ大阪を離れることになりました。2021年シーズン途中である9月から2023年シーズンの約2年半に渡り、強化部長としてクラブからチームを任された私自身の力不足もあり、タイトルを獲得できなかったこと、皆様方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「今シーズンはタイトルを取り続けるチーム作りの土台として中長期的な視野に立ち、戦略的にゼロをイチにする仕組みづくりを進めて参りましたが、志半ばとなり非常に残念な気持ちです。ですが、ガンバ大阪強化部長として何事にも代え難い経験をさせていただき深く感謝しております」
「最後になりましたが、ガンバ大阪をいつもご支援、応援していただいておりますスポンサー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様、ボランティアスタッフの皆様、そしてガンバフロントスタッフの皆様、コーチングスタッフ・選手の皆様、ガンバ大阪に関わる全ての皆様に心から御礼を申し上げます。本当に有難う御座いました」