G大阪は悪夢7連敗フィニッシュ 退団のDF藤春に白星届けられず
◇明治安田生命J1リーグ第34節 G大阪0―1神戸(2023年12月3日 パナソニックスタジアム吹田)
G大阪は悪夢の7連敗で23年シーズンを終えた。
前半41分にMF倉田秋が決定機を迎えるなど、今季J1王者の神戸相手に攻勢に出たが、後半11分にクロスがDF三浦弦太に当たってコースが変わり失点。最後まで1点が重くのしかかった。
後半40分には今季限りでの退団が決定しているDF藤春広輝が出場。スタジアムはこの日一番の歓声に包まれ、チームも13年間クラブ一筋のレジェンドを快く送り出そうと必死な姿勢は示した。主将のFW宇佐美貴史が連続シュートを放ち、球際でも戦い続けた。
来季もダニエル・ポヤトス監督体制は継続。今季は最下位から一時は8試合負けなし(7勝1分け)で浮上し、8月19日・湘南戦以降は再び勝ち星から見放された。得点数は「38」と低く、失点数はリーグワースト「61」。シーズン通して安定した戦いを続けるために、攻守で課題は山積みだ。