G大阪がクォン・ギョンウォン、塚元大、藤春廣輝の契約満了を発表 一筋13年の藤春「応援には泣かされた」
クラブが公式発表
J1ガンバ大阪は12月2日、DFクォン・ギョンウォン、FW塚元大、DF藤春廣輝が今季限りで契約満了になると発表した。
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クォン・ギョンウォンは2022年にG大阪へ加入。昨季は16試合に出場して、今季はここまで19試合の出場だった。
現在22歳の塚元はG大阪の下部組織出身で2020年にトップチームに昇格。ツエーゲン金沢への武者修行を経て、今季G大阪へ復帰していた。しかし、負傷の影響もあり、今シーズンはここまでわずか2試合の出場にとどまっていた。
藤春は大阪体育大学から2011年にG大阪へ入団。プロ1年目から11試合に出場し、翌12年にレギュラーを奪取すると34試合に出場した。J2降格を経験しつつも、14年の三冠獲得にも主力として貢献。左サイドのMF倉田秋とのコンビは大きな脅威となった。日本代表やオーバーエイジ枠としてリオ五輪にも出場。35歳DFは13年G大阪一筋で支えてきた。
3選手のコメントは以下の通り。
クォン・ギョンウォン
「こんにちは。クォン・ギョンウォンです。まず、毎試合どんな時でもスタジアムで、応援して頂き支えてくださったサポーターの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。2年間ガンバ大阪の選手として、チームに貢献できなかった事が多かったと思います。それでも、いつも温かい声援を送って頂きありがとうございました。ガンバ大阪で培った全てが、今後の選手生活において大きな糧になると思います。 2年間良いことばかりではありませんでしたが、嬉しい時も苦しい時もサポーターの皆さんの声を聞くと、乗り越えることができました。またいつか会えることを願っています。これからも、ずっとガンバ大阪を応援しガンバ大阪で過ごした日々は忘れません。ガンバ大阪のユニフォームを着て、ガンバの大阪の選手として闘えたことを誇りに思っています。ありがとうございました」
塚元大
「まずは、本当にジュニアユースの時から本当にお世話になりました。ありがとうございます。去年からシーズンの大半を怪我でプレー出来ませんでしたが、自分では復帰してから、出来る全ての努力をして来た自信がありました。なので、後悔などは一切無く、とにかく新しいチャレンジが楽しみです。そして何より、ボロボロだった体をここまで治してくれたメディカルスタッフには感謝してもしきれません。プロになってからこの4年間で、サッカーはもちろん、精神的にも肉体的にも凄く成長出来ました。なのでこれからの自分の活躍を楽しみにしていて欲しいなと思いますし、ガンバがまたタイトルを獲得する事を願っています。パナスタの応援を聞きながら試合を出来ないのは残念ですが、対戦相手としてまたパナスタに来れる日を楽しみにしています。本当にお世話になりました。ありがとうございました」
藤春廣輝
「13年間ありがとうございました。感謝の言葉しか無いです。ほんとに言葉にできないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで自分がガンバにいられるとも思ってなかったですし、色々な経験をさせてもらえて、素晴らしい監督、素晴らしい選手達がいたから自分がここまでやってくることができました。自分の中ではガンバが一番大好きですし、これから死ぬまでガンバ大阪の1サポーターとして応援し続けたいです。これからのガンバの監督、選手の応援もしたいです。サポーターには13年間応援してもらってすごく感謝しています。本当に一人一人にお礼を言いたいくらいの気持ちです。今シーズンの等々力での応援には泣かされました。すごく嬉しかったです。やっぱりサポーターにも感謝しか無いです。これからもガンバの応援よろしくお願いします」