G大阪MF倉田秋、J1残留決定も「全然納得いっていない」J1王者・神戸との差に危機感あらわ

G大阪は29日、大阪・吹田市内でサポーターに向けた今季最後の公開練習を行った。前節25日の広島戦(Eスタ)は、0―3と完敗してチームは6連敗。しかし、湘南が横浜Cに勝利したことにより、J1残留が決まった。MF倉田秋は「ほっとはしてない。全然納得いっていないし…。これでよかった、とは全然思えない」と厳しい表情で話した。

広島戦を「何もさせてもらえなかった。それが俺らの実力、と感じさせられた試合やった」と振り返った倉田。連敗中、何度も試合に向けたチームの熱量不足を訴えていたが「(優勝した)神戸を見ていると、DAZN(映像)でも熱さが伝わる。ああいうのをベースにしているチームは強い。勝っているから、ああなっていくのかもしれないけど…。このチームは(気持ちを)表に出す選手が少ない」と思いを明かした。

今季のリーグ戦は4、5月に7戦勝ちなし(1分け6敗)で最下位に転落し、その後に8戦負けなし(7勝1分け)で10位まで浮上。しかし8月19日・湘南戦の勝利を最後に9戦勝ちなし(2分け7敗)と低迷し、16位に沈む。浮き沈みの激しいシーズンの締めくくりへ、倉田は「勝つしかない。内容も伴えば一番いいけど、今年優勝したチームに勝って終われれば、ファンにも少しは来年に期待してもらえるかもしれない」と語り、今季最終戦を見据えた。

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