元日本代表・宮本恒靖氏、JFA次期会長選の立候補者に選定 12・24信任投票で承認可否決定
JFAが発表
日本サッカー協会(JFA)は11月29日、JFAの宮本恒靖専務理事が次期JFA会長選の立候補者に選定されたと発表した。立候補者は宮本氏1人で、来月下旬の信任投票で承認が得られたうえで、来年3月の定時評議員会で承認が得られた場合に正式に会長就任となる。
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宮本氏は現役時代、元日本代表DFとして活躍。ワールドカップ(W杯には2002年の日韓大会、06年のドイツ大会に出場し、主将も務めた。Jリーグではガンバ大阪などでプレーし、2005年のJ1リーグ制覇を経験している。
引退後は古巣のG大阪の指揮官などを務め、昨年JFAの理事に就任。JFAの現会長・田嶋幸三氏が来年3月に退任となるなか、評議員の中から規定の16票以上の推薦を集め、正式に次期会長選の立候補者投票対象となった。
なお、今後は12月24日に開催されるJFA臨時評議員会で評議員による信任投票が行われ、そこで「会長予定者」として承認される必要がある。正式に会長に選任されるには、国内法に基づき、2024年3月に開催される定時評議員会で理事として選任され、同評議員会で選任された新理事による互選のプロセスを経なければならない。ここで承認が得られた場合に正式に会長就任となる。