自身初の欧州移籍を希望? DF中谷進之介、ポーランド行きが浮上…J残留なら名古屋と契約延長か
名古屋グランパスのDF中谷進之介が、初の欧州移籍を希望しているようだ。28日、ポーランドメディア『i Gol』が報じている。
2018年夏に柏レイソルから名古屋グランパスに加入し、今や“ロッソジャッロ”の最終ラインを統率する中谷は現在27歳。在籍5年半でクラブ公式戦通算235試合に出場し8得点を記録。マッシモ・フィッカデンティ政権下では、J1における1シーズンの最多無失点試合数更新などに貢献するとともに、初のルヴァン杯をクラブにもたらした。また、2021年3月に日本代表デビューを飾り、通算5キャップを誇っている。
そんな中谷は今冬、自身初の欧州移籍を希望しているようだ。『i Gol』によると、11月に入ってからエクストラクラサ(ポーランド1部)に所属する複数のクラブに、同選手の売り込みがあったとのこと。なかでも、今シーズンは2位につけているヤギエロニア・ビャウィストクが関心を示しており、すでに交渉を開始していると報じている。
また『i Gol』は、名古屋グランパスとの現行契約が今冬に満了を迎えるため、Jリーグ屈指のディフェンダーであり、ポーランド国内においても同ポジションでトップクラスになれるポテンシャルを秘めている中谷をフリー獲得できると指摘。ただ、給与面で折り合いがついておらず、選手側が希望する36万ユーロ(約5800万円)前後の年俸がネックとなっているようだ。
なお中谷に関しては、ガンバ大阪も獲得を目指していることが取り沙汰されているが、仮に欧州移籍が実現しなかった場合は、名古屋グランパスとの契約を延長する可能性が高いと併せて伝えている。