不選出だった10月シリーズで“空席”の背番号10…MF堂安律「メッセージとして受け取ったつもり」

日本代表はあす16日、26年W杯北中米大会アジア2次予選初戦ミャンマー戦(パナスタ)を迎える。10月の国際Aマッチ2試合を親不知の治療のため欠場したMF堂安律(フライブルク)は、背番号10の自覚を強調。日本代表でのパナスタ初得点に意気込んだ。

「羨ましいなと歯を押さえながら見ていました」。ともに快勝した親善試合カナダ戦、チュニジア戦を見ながらそう思っていたという。その一方で「もちろん目で見えるものなので、自分の中でメッセージとして受け取ったつもり」と6月から自身が背負う背番号10が“空席”だった意味も考えた。「特にそれ(背番号)に関して代表の方と話したわけではないですけど、色々と考えて、思いは自分の中で整理しました。でも元々やることは変わらない」。常々、口にするチームを勝たせる10番への思いを新たにした。

17年夏まで過ごしたG大阪の本拠地パナスタでの国際Aマッチは過去出場4試合無得点。「まだ得点を取ってない。そろそろ決めたい」。相手は守備網を固めてくることが想定されるが「個の実力が必要になる。相手をどれだけ個で剥がせるか。あとは欧州で感じるが、シュートが上手い選手は引かれた相手でもミドルシュートやワンチャンスをモノにしている。シュートの上手い選手、ボックスで仕事できる選手っていうのは必要」とイメージを膨らませた。

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