GK東口がPKストップも…G大阪は痛恨逆転負けでリーグ5連敗
◇明治安田生命J1リーグ G大阪1―2福岡(2023年11月11日 パナスタ)
G大阪は福岡に逆転負けを喫し、リーグ戦5連敗となった。
前半13分にCKからDF権敬源(クォン・ギョンウォン)が今季初得点となる先制ヘッド。チームとして4試合356分ぶりとなる一発で勢いを付けた。4月1日の湘南戦以来のスタメンとなったFW鈴木武蔵が最前線で起点になり、MF食野亮太郎やMF石毛秀樹が前向きでノビノビとプレー。同19分には食野が難しい左足ボレーを枠内に飛ばし、同22分にも波状攻撃で福岡ゴールに迫った。前半は内容としても良かった。
だが後半早々に同点に追いつかれる。その後はGK東口順昭が起死回生のPKストップなどで、しのいでいたが、後半44分にFWルキアンに逆転ヘッドを許した。なかなか流れの中から決定機を作り出すには至らなかった。
最下位の横浜Cが勝ち、残り2試合で勝ち点5差。あと勝ち点1を積み上げればJ1残留が確定する状況だが、少し背筋が寒くなってきたのは、この日からの急激な気温低下の影響だけではないだろう。