今季1得点のG大阪FW鈴木武蔵、福岡戦で約7か月ぶり先発の可能性浮上 FWジェバリら別メニュー
G大阪は7日、大阪府吹田市内で公開練習を行った。リーグ戦は4連敗中と苦しむ中、次節ルヴァン杯を制した福岡戦(11日・パナスタ)はMFダワン、ラビが出場停止。さらにこの日別メニュー調整中のMFアラーノ、FWジェバリと外国籍選手の多くが欠場する可能性があり、チームの総力を問われる一戦となる。
その中で期待がかかるのが、今季いまだ1ゴールのFW鈴木武蔵だ。負傷の影響で9月2日の札幌戦以来ベンチ入りはないが、現在は怪我も癒えてコンディションは上昇中。先週末に行われた練習試合(相手非公表)でも得点を奪っており、ジェバリの状態次第ではリーグ戦では4月1日・湘南戦以来、約7か月ぶり先発の可能性もある。「中断期間のテーマとして背後に抜ける、というところがある。背後に出ることにより、(他の人の)足元が空けばさらにポゼッションサッカーもやりやすくなると思う。高い位置で奪い、高い位置で回す。そこから背後を狙いたい」と語り、ピッチに立つイメージを膨らませた。
ルヴァン杯で浦和を下し、初タイトルを獲得した福岡の印象については「守備は堅いし、強いセンターバックもいる。そこをどう崩していくか」と語った鈴木。本来の力を発揮できない不遇のシーズンが続いているが、残り3試合で力を証明するべく準備を進めていく。