日本サッカー協会の会長選、元代表・宮本恒靖氏とJリーグ幹部・鈴木徳昭氏が出馬意向
来年3月に改選を迎える日本サッカー協会(JFA)の会長に、JFA専務理事の宮本恒靖氏(46)と、Jリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳昭氏(61)が立候補する意向を示していることが29日、わかった。現在4期目の田嶋幸三会長(65)は退任する。
関係者によると、同日開かれた非公開の臨時評議員会で、「会長予定者選出管理委員会」から名前が挙がったという。今後、評議員16人以上の推薦を得た者が正式に立候補できるが、この2人を軸に進むとみられる。評議員による投票は12月24日に行われる予定。
宮本氏は日本代表としてワールドカップ(W杯)2大会に出場。G大阪監督などを経て、今年からJFA専務理事を務めている。鈴木氏は1993年にJFAに入り、2002年のW杯招致に尽力。18年にJリーグに入り、経営企画本部長などを歴任した。