ガンバ大阪がポヤトス監督の続投を発表 メンタリティーとアイデンティティー取り戻す
サッカーJ1のガンバ大阪は27日、スペイン人のダニエル・ポヤトス監督(45)との契約を更新し、来季も同監督がトップチームの指揮を執ることで合意したと発表した。
ポヤトス監督はスペイン1部リーグのエスパニョールやレアル・マドリードで育成年代のチームを指導。2021年に来日して徳島ヴォルティスを率い、今季からガンバ大阪の監督に就任した。
ボールを保持して攻守に試合を支配するサッカーの浸透を図ったが、新たに加入した外国人選手の適応が遅れるなどし、序盤は5連敗を喫するなど低迷。14試合でわずか1勝しか挙げられなかった。
しかし、5月下旬以降は持ち直して8月19日までの10試合を8勝1分け1敗とV字回復。その後は6試合、勝利から遠ざかっており、好不調の波が大きいシーズンながら、9勝7分け14敗の13位につけている。
ポヤトス監督はクラブを通じて「良い時も、特に悪い時にもサポートしていただけたことに感謝します。(ガンバ大阪に関わる全員が望むメンタリティーとアイデンティティーを取り戻す)この道のりが簡単でないことは理解しています。ですが、クラブに関わる全員が団結すれば、全員が追い求める目標を成し遂げることができます」とのコメントを発表した。