28日に大阪ダービー、セレッソ、ガンバともに白星を渇望
公式戦62回目となるサッカーの「大阪ダービー」が28日、ヨドコウ桜スタジアムで行われる。過去の対戦成績はガンバ大阪の28勝12分け21敗。27日にオンラインで報道陣の取材に応じたセレッソ大阪の小菊昭雄監督は「故障から復帰できた選手もいるし、競争でポジションを勝ち取った選手もいる。(ベンチ入りする)18人が誇りと責任をもってダービーに臨んでいきたい」と力を込めた。
J1で7位につけるセレッソ大阪はノーゴールで3連敗したあと、前節のサンフレッチェ広島戦はスコアレスドロー。元日本代表の香川真司を中盤の底のアンカーで起用する4-3-3の新布陣を試し、無得点ながら一定の手応えを得た。一方、13位のガンバ大阪は6試合勝利から遠ざかっており、3連敗中。ともに是が非でも白星がほしいダービーとなる。
「技術が高い選手。4-3-3だろうと、4-4-2だろうと、リズムをつくるのがうまいので、リズムをつくってほしい」と香川について話したGK金鎮鉉(キムジンヒョン)は「速い時間帯に得点が入れば」と希望を話した。