決定力向上でより怖い選手に!福岡でいまだ無得点の井手口陽介が「課題」を口に。試合後に恩師と握手、気になる会話の内容は?

今年2月にセルティックからレンタルで加入

アビスパ福岡は10月15日、ルヴァンカップ準決勝の第2戦で、名古屋グランパスと敵地で対戦。開始直後にCKからウェリントンが奪ったゴールを守り切り、第1戦に続いて1-0で勝利を収め、クラブ史上初の決勝進出を果たした。

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今年2月にセルティックからレンタルで加入した井手口陽介は、後半の頭から出場。中盤の一角で、きっちりシャットアウト勝利に貢献した。ただ一方で、ビッグチャンスを決めきれず、試合後にこう口にした。

「ああいうのを決めきれる選手になってきたら、相手選手も怖いと思うので。そこは課題だと思います」

国内復帰から8か月経つが、いまだ得点はない。達成感や手応えを尋ねた際にも、やはり決定力に関する発言が飛び出した。 「守備でも攻撃でもある程度、みんなと連係を取れてきて、自分の良さも出せていると思うんですけど、さっき言ったみたいに、最後のフィニッシュの精度がまだまだだと思うので、そこをしっかり上げていきたいなと思います」

ちなみに、相手の名古屋を率いるのは、ガンバ大阪時代に師事した長谷川健太監督だ。タイムアップ直後に握手を交わしていたなか、会話の内容を尋ねると、地元福岡で再スタートを切っている27歳は、「雑談とかはしてないですけど、『最後、頑張って』みたいな。嬉しかったです」と明かしてくれた。

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