[国体少年男子]2回戦の注目対決は大阪府が制す!4-3で静岡県に撃ち勝ち、準々決勝進出!
[10.13 国体少年男子2回戦 大阪府 4-3 静岡県 鹿児島県立吹上浜海浜公園運動広場]
13日、U-16世代で争われる「特別国民体育大会 「燃ゆる感動かごしま国体」サッカー競技少年男子の部2回戦が行われ、前回大会3位の大阪府と最多21回優勝の静岡県との注目対決は大阪府が4-3で勝利した。
試合は前半から6ゴールが生まれる。3分、静岡県はFW山下輝大主将(静岡学園高、2年)のシュートのこぼれをMF土居佑至(清水ユース、1年)が決めて先制。だが、大阪府は2分後にMF當野泰生(G大阪ユース、1年)が左足で決めて同点に追いつく。
その大阪府は19分、U-16日本代表FW中積爲(G大阪ユース、1年)が當野とのワンツーから右足シュートを決めて逆転。さらに28分には積極的に攻撃参加していた右SB中島悠吾(G大阪ユース、1年)が対角の右足シュートを叩き込み、3-1と突き放す。
静岡県は29分、MF泉孝太郎(藤枝東高、1年)が奪い返しからのドリブルシュートで追撃弾。だが、當野、中積中心に攻撃で違いを生み出す大阪府は35分、PAへ抜け出した當野がPKを獲得する。このPKをFW久永虎次郎(G大阪ユース、1年)が右足で決め、4-2で前半を折り返した。
静岡県はMF高澤海志(磐田U-18、1年)がボールを収め、MF川合亜門(浜松開誠館高、1年)らが係る形で反撃した。後半開始から2枚替え。直後の2分には左サイドからのラストパスをMF中野遥翔(沼津U18、1年)が決め、1点差とした。
大阪府は左サイドの當野がシュート、パスで違いを示すなど再三ゴールへ迫るが、静岡県もCB荒明斗空(浜松開誠館高、2年)中心に粘り強い守り。追加点を許さない。そして、MF土橋陽(沼津U18、2年)の右足ミドルなどで反撃する。だが、MF山本天翔(G大阪ユース、1年)を中心とした大阪府に阻まれ、なかなか押し返すことができない。大阪府は追加点こそ奪えなかったものの、4-3で勝利。注目対決を制し、佐賀県との準々決勝へ進出した。