【ACL】甲府の国立開催に集結した〝Jサポ連合〟が話題 篠田監督「下手な試合はできないと」
J2甲府の歴史的白星を支えた〝Jサポ連合〟が注目を集めている。
甲府はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグH組第2戦のブリーラム(タイ)戦で1―0と接戦を制し、J2クラブとして史上初の勝利を挙げた。
【動画】歴史的ジャイキリ!甲府の長谷川元希が試合終了間際に劇的ゴール!!
0―0で迎えた後半45分、甲府のMF長谷川元希(24)が強烈なヘッドをゴールに突き刺し、試合終了間際の劇的ゴールでACL白星を手にした。
チームを劇勝へと導いた要因の一つが、熱烈なサポーターの存在だ。ACLに初出場の甲府は、本拠地スタジアムの問題もあって今大会は国立をホームとして戦うことになり、この日は1万1802人の観衆が詰めかけた。
その中には甲府サポーターの他にも、他クラブのユニホームを来たサポーターが数多く駆けつけた。J1の川崎、FC東京、鹿島、柏、C大阪、G大阪、J2も千葉など数多くのチームのファンが垣根を越えて集結。色とりどりのユニホームが一堂に会して声援を送る珍しい光景がSNSなどを中心に拡散し、大きな話題になっている。
甲府の篠田善之監督は、異例の他クラブのサポーター連合について「ヴァンフォーレが国立でACLを戦うということで、違うチームのサポーターが来てくれるというのは本当に心強かった。そういう方々が多く来るだろうとは選手たちも知っていて、私たちはその日本を代表してACLに参加している以上、下手な試合はできないと。その責任感と誇りを持って今日は示そうと。それを選手たちは表現してくれた」と熱弁。サポーター連合が選手にとって大きな後押しになったと明かした。
そして「本当に多くの方がスタジアムに足を運んでくれて感謝しかない」。Jサポ連合が追い風となって、甲府がアジアの舞台で大暴れしてくれそうだ。