【G大阪】退場者出した10人の浦和に3失点の逆転負け 本拠地に鳴りやまない大ブーイング

<明治安田生命J1:G大阪1-3浦和>◇第28節◇24日◇パナスタ

ガンバ大阪が、退場者を出して10人となった浦和レッズに逆転負けを喫した。4戦未勝利となり、前節10位から11位に後退した。

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試合はG大阪が前半17分、FW宇佐美の直接FKによる先制点で主導権を握ったかに見えた。

しかし、同24分に浦和に同点に追いつかれた。

波乱が起きたのは1-1で迎えた後半4分だった。浦和FWホセ・カンテのラフプレーに対し、G大阪宇佐美が激しく詰め寄ると、ホセ・カンテが頭突きのような行為で対抗。両軍がもみ合う騒ぎとなった。

VAR、オンフィールドレビューの結果、荒木主審はホセ・カンテを一発退場処分にし、G大阪には宇佐美とDF黒川の2人に警告を与えた。これで約10分間も中断した。

再開された試合は、G大阪が10人になった浦和に後半23分と40分に失点。まさかの展開に、3万135人が詰めかけたパナスタには悲鳴や歓声が響いた。

12分間のロスタイムの末、そのままG大阪が浦和に逃げ切られた。今季の両者の対戦は、ルヴァン杯準々決勝の2試合を含めてG大阪が4戦全敗となった。

試合後、G大阪の選手がサポーター席にあいさつに向かうと、大きなブーイングが鳴りやまなかった。

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