【G大阪】藤春広輝、ラグビー日本代表に追加招集の山中亮平から刺激「同級生として誇りに思う」
ガンバ大阪は20日、吹田市内の練習場で24日浦和戦に向けて調整した。
DF藤春広輝(34)は東海大仰星高(現・東海大大阪仰星)での同級生で、18日にラグビーW杯を戦う日本代表に追加招集されたFB山中亮平(35=神戸)に刺激を受けた。
「やっぱりうれしいっすね。同級生として誇りに思う。世界の舞台で活躍して欲しいと思います。同い年のラグビー部は本当に強くて、国内負けなしで世界3位。彼らがいたから、自分も頑張れたんだと思います」
藤春は今季、リーグ戦1試合、ルヴァン杯3試合、天皇杯1試合の計5試合の出場にとどまっているが、「試合に出ても出られなくても、頑張ってやれている」と準備に余念がない。そう意識を高く持ち、ベテランと呼ばれるここまでプレーを続けられてきたのは、山中の存在を意識してきたからでもある。
「仰星の同級生でまだ現役なのは山中だけ。彼より現役を続けたいっていう思いでやっています」
新人の頃と同じようにとはいかなくなったが、年齢を重ねるにつれ「食事を変えたし、睡眠をしっかり取るようになった。すごく変わりました」と、長くプレーするために生活面を見直してきた。
G大阪一筋で今季13年目を戦う左サイドバックは、山中と同じように、いつ出番を与えられても力を発揮できるよう、淡々と準備を進める。