新潟MF高 4年ぶりパナスタで成長見せる 17日に敵地でG大阪戦
J1新潟は、17日にアウェーでG大阪と対戦する。MF高宇洋(25)は古巣との対戦に気合十分。プロ生活をスタートさせた思い出のパナソニックスタジアム吹田で、新潟の不動のボランチに成長した姿を披露する。
G大阪でプロ生活をスタートさせた高にとって、パナスタでプレーするのは、19年7月13日の清水戦以来、4年ぶりとなる。「あのときの自分はひ弱だった。今の自分の土台をつくった場所で成長した姿を見せて勝ちたい」。5月28日のホーム戦では1―3で敗れているだけに、自分らしいプレーを見せてリベンジする。
高の代名詞といえばボール奪取力だが「ガンバにいたときにヤットさん(遠藤保仁=J2磐田)のボールを奪う姿を見てレベルの高さを知り、もっと自分も頑張らないと、と思った」。ボールの奪いどころや予測、パスの質などあらゆるプレーに刺激を受けて、ここまで成長した。「今は自信をもって毎試合チャレンジできている」と以前とは違う姿を披露するつもりだ。
前々節の鹿島戦は0―2で敗れ、前節の浦和戦は1―1で引き分け。「何かを変えたからといって確実に勝てるわけではないし、やっているサッカーはどんどん良くなっているので。まずは先制点を取ることが大事」とボール奪取だけでなく積極的に攻撃にも関わっていく。
リーグ戦は残り8試合。「まだ1桁順位にいける。可能性がある限りチャレンジしたい。圧倒的な存在を見せつけたい」。新潟のダイナモは動き続ける。