G大阪 8年連続の無冠が決定的に 浦和に3失点完敗 山本「解決策は持っていたけど…」
◇ルヴァン杯準々決勝 G大阪0ー3浦和（2023年9月10日 埼玉ス）
G大阪は敵地で完敗を喫し、8年連続の無冠が決定的となった。前半早々に失点。後半早々にはFWイッサム・ジェバリが無人ゴールを外し、その後は失点を重ねた。
敗軍の将・ポヤトス監督は「（失点と逸機のどちらが痛かったか？）タラレバになるが…敢えて質問に答えるならば失点の方が痛かった」。ホームで行った第1戦で0―1惜敗。19年以来4大会ぶりのベスト4進出には2点差以上で勝利する必要があったため、最初の失点が重くのしかかった。MF山本悠樹は「守備ではハメられず、攻撃のビルドアップも第1戦ほどできなかった。それぞれで解決策は持っていたけど…」と意思統一しきれなかったと唇を噛んだ。
スピード感の出なかった前半の停滞ムードを払拭するため、後半開始からFW宇佐美貴史を投入。指揮官は「攻撃の部分で何か違いを生み出していきたいというのがあった」と期待したように、宇佐美は攻撃でリズムを作り出すまではできた。だが逆転勝利には導けず、試合後はペットボトルを叩き付けて悔しさを露わにした。
