G大阪、準々決勝第1戦で浦和に完封負け 10日の第2戦でリベンジを狙う/ルヴァン杯
ルヴァン杯準々決勝第1戦(6日、G大阪0-1浦和、パナスタ)2014年以来のタイトル奪取に挑むG大阪が、2016年以来の優勝を目指す浦和に敗れ、重要な初戦を落とした。
立ち上がりは攻め込まれたが、徐々にG大阪がボールを握る展開となった。前半30分にはDF高尾が右サイドを抜け出し、柔らかいクロスを供給。MFダワンが頭で合わせ枠を捉えたが、相手DFにかき出されてしまい、ゴールならず。その後も、相手陣内でテンポよくボールを回すが、決定的な好機を作ることができず、0─0で前半を折り返した。
後半開始直後に試合が動いた。同1分、キックオフからの流れで、MFシャルクが中央でボールを持つと右足を一閃。クロスバーをかすめる豪快なミドルシュートをたたき込まれ、先制を許した。得点が欲しいG大阪は同20分にMF宇佐美を投入。宇佐美を起点に押し込む時間が続いたが、リーグ最少失点を誇る浦和の守備を最後まで崩せず、試合終了となった。
準々決勝第2戦は、10日に埼玉スタジアムで行われる。2019年以来の4強へ向け、敵地でリベンジを果たす。