G大阪、ルヴァン杯準々決勝・浦和戦へ GK東口順昭「あほみたいな失点減らす」2日札幌戦の大敗受け
G大阪は5日、ルヴァン杯準々決勝第1戦・浦和戦(6日・パナスタ)に向けて、GK東口順昭、ポヤトス監督らが取材に応じた。J1リーグでは前節2日の札幌戦で0―4と大敗。東口は「(札幌戦は)相手のことを考えすぎて、自分たちの首を絞めたところもある」と分析。マンツーマンで守備を仕掛ける札幌の対策を考えすぎたことで、好調時に意識していたボールの動かし方などがおろそかになっていたことを反省した。
また札幌戦では2失点目時、味方のファウルをセルフジャッジし、プレーを止めた選手がいたことに「あの2点目はありえへん。あれで試合が決まった。ああいうあほみたいな失点は絶対に減らさなあかんし、チーム全体がぴりっとしないと」と東口。手痛い大敗を教訓に、チームとして集中力を高めて浦和戦に臨む覚悟を示した。
またポヤトス監督は「浦和さんはアジアチャンピオンで本当にいいチーム。自分たちのベストを出しても難しいかもしれないが、まずは自分たちがベストな状態をだすことが大事になる」と強調。この試合ではイスラエル代表に参加中のMFラビが不在に。「(ラビは)重要な選手のひとり。バランス、パワー、パスラインのカットなど(不在で失うものは)もちろんありますが、いないものはいないので適応する必要がある。浦和さんも(日本代表MF)伊藤選手がいないので、同じ状況。言い訳はできない」と語り、現有戦力への信頼も示した。